2017.05.09 Tue

ダイレクト出版

休みが多い日本と知識労働_1

To: ダイレクト出版のみんなへ

From: 小川忠洋


意外なのは、日本は休まないで働きまくっている国

というイメージがあるけれども実際は世界で1番祝日が多い国らしい

そして意外にも休みまくっていると思っていた、アメリカの方が祝日が全然少ない。

実際日本は年間17日あるにもかかわらずアメリカは年間10日だけ。


その上、アメリカ人の方が生産性は高いと言われているので、

まぁこれじゃ勝てるわけは無いな、と思ってしまう。


でも実際に平均的な日本人とアメリカ人を比べてみると、

おそらく日本人の方が優秀な人が多いと思う。

しかしリーダー層になると、圧倒的にアメリカ人の方が優秀な感じがする。



という事はリーダーが作る仕組みとかプロセスとか

そういったものが大きな違いなのかなぁ、なんて思うんだけど。


単純に、日本人は祝日を増やしすぎて、結果的に平日にそのしわ寄せが来て、残業が増えてで

生産性が悪くなってるって言うだけじゃないかなぁと言う気もした。

残業が長い事は、おそらく生産性がかなり低くなるんだろう。



ウチでも遅くまで残業している人を見かけるけれども、

仕事熱心と言う意味で注意しづらいけれども、

率直に言ってイシュー度の高い仕事やクリエイティブの仕事を

夜の8時とかにできるんだろうかって疑問もある。


クリエイティブな仕事っていうのは、聞いたことがあるかもしれないけれども、

一見関係のない別々のものをつなぎ合わせることによって生まれる


そうすると何がポイントかって言うと、

関係のない情報、つまりはたくさんの知識を持っているということが、

とっても大事になる。(つまり引き出しね。)


なので、大切なのはたくさんのインプットすることだ。


だから残業してたくさんの作業をこなすよりは、

その時間本を読んだり、ビデオ見たり、たくさんひたすらインプットした方が

圧倒的に良い時間の使い方になる。


僕らの仕事は、知識労働。


これを忘れてはいけない。

知識労働者は、知識で仕事をする。

知識労働者は、専門知識や専門技術によって成果を出す。

一般的な知識や一般的な技術ではない。


専門的な知識や専門的な技術がなければ大きな成果は出せない。



※「休みが多い日本と知識労働_2」に続く。