2017.05.09 Tue

ダイレクト出版

休みが多い日本と知識労働_2

To: ダイレクト出版のみんなへ

From: 小川忠洋


(※ 「休みが多い日本と知識労働_1」から続く。)


専門知識や専門技術をより深めていかないと、

僕らの仕事は余裕で人工知能に取って代わられてしまうのかもしれない。

あまり頭を使わない作業なんかは、簡単なプログラムですでに代行できる。


だけれどもアイディアやイノベーションと言うものは、

なかなか、人工知能でも代用できないだろう。


なので、これはちょっとした不愉快な真実なんだけれども、

何十時間、何百時間も残業してタスクをこなすよりも、

たった1つのアイディア、優れたアイディアを生み出して

それを実行するほうが圧倒的に成果が高い

なんてことが、現実だったりする。


広告のアイディア、商品のアイディア1つが、

何十時間の労働よりも圧倒的に成果を出す、

これはみんなも実際に日々、目にしていることだと思う。



だから「頭」を鍛えなければいけない。

たくさん本を読んで、たくさん学習して、たくさんの引き出しを持って

優れたアイディアを生み出さないといけない。


社長という立場からすると、

みんなに「もっとたくさん働け」という事は非常に言いづらい。

でも、働く時間を減らしてもいいから、

「もっとたくさん勉強したほうがいい。」

「もっとたくさん学習したほうがいい。」

これは間違いない。


特に20代というのは、社会人としての基準が出来る年代なので、

この時期にたくさん学んで、ハードワークをするのは、

そのものが30代、40代での仕事の基準、レベルにつながる。


なので20代は特に注意をしてほしいのだけれども、

20代に限らず、すべての世代で、とにかくたくさん勉強した方が良い。


ぶっちゃけ、おれは立場上、勉強や学習に取れる時間がとても少ないけれども、

多分、学習量はみんなのほとんど(あなたに)に負けてないと思う。

(そんなんじゃだめっしょ?)


忘れるな。

ぼくらの仕事は知識労働だ。