2016.01.27 Wed

ダイレクト出版

成長する環境とは?

To: ダイレクト出版のみんなへ

From: 小川忠洋


新人くんたちの配属について協議をしていて

一つ発見したのが、

「人数の少ない部門の方がベター」

ということです。


というのも、人数の少ない部門は、当人に準備ができてなくても、

ガンガン仕事を任されていきます。

まぁ、簡単に言えば、大変な環境だってことです。


しかし、人間の能力は筋力と同じですから、ストレスが強ければ、成長も強くなります。

そして筋力と同じように、ストレスが強すぎると、ダメになってしまうケースもあります。


なので、環境からくるストレスの強さと

当人のストレス耐性や仕事の技能レベルのバランスによって、

そこが当人にとって良い場所なのか良くない場所なのかってのが決まります。


絶対的に良い環境と悪い環境など存在せず、

自分との相性によって、環境は良くもなり悪くもなるってことです。

(絶対的に大変と楽ってのはありますが。)


例えば、事業がぐちゃぐちゃでカオスのような環境は、間違いなく大変な環境ですが、

その環境が必ずしも悪いとは限らないわけです。

つまり、そのような環境は、ある種の人にとっては、めっちゃ成長できる環境だったりします。


逆に、たくさんの優秀な先輩に囲まれて、事業も成功していて着実に伸ばすだけで良い、、、

という環境は、上と比べると楽だと言えます。

しかし、そんな環境が必ずしも良いとは限らないわけです。

もうわかると思いますが、ある種の人にとって、その環境は、

「停滞」の環境となり成長が止まってしまうかもしれません。


重いダンベル持った方が筋トレになるのと一緒で、

どこからが重いダンベルでどこからが軽いダンベルという基準などなく、

今の自分にとって、適正な重さのダンベルはどれかって話になります。


20Kgのダンベルを持つと腕が折れる人もいれば、

それによって筋力が増強される人もいるわけですね。


ポイントは成長するためには、

常に自分が持つのがしんどいくらいのダンベルを持って、

筋肉に負荷をかけなければいけないわけです。


そして、何度も言うように負荷(ストレス)だけでは、筋肉は壊れてしまいます。

負荷の他に必要なのは、休息と、栄養摂取でしょ?


仕事の技能でも同じく、休息が必要です。

延々と仕事を続けている人と適度に休息を取る人では、

休息を取る人の方が全体的なパフォーマンスは高い

という結果も出ています。


そして、仕事にとっての栄養摂取は、

「知識」学習です。


つまり、学習をしなければ、

同じことを繰り返すことしかできませんから、成長はできません。

成長するためには、

常に学習して新しい知識や技術を身につけること心がけていないと、

ずっと同じ問題に同じ対処を続けることになってしまいます。


休息と学習と負荷


これが成長のために欠かせないポイントですね。


※ちなみに聞いててわかると思いますが、

 ストレスは常に悪者扱いされますが、決して常に悪者ではありません。

 必要なものです。