2016.11.28 Mon

ダイレクト出版

頭の良い人がハマる罠

To: ダイレクト出版のみんなへ

From: 小川忠洋


「起業」とかでよくあるパターンは

友達とか何人かと一緒に起業しようってなって、

最初は「仲間」だとか言ってるけど、

儲かりだしたらモメるパターン。


要するに怖いわけよ。

怖いから、誰かと一緒にいたいってだけ。


なんでこんな話をしたかってぇーと

この話、みんなにも共通点を感じるのよね。

特に高学歴な新人にはこの兆候が強い感じがするのね。



そういった勉強のできる子に共通するのが、

「失敗への恐怖」が、人より強いってことなんだよね。


というのも、彼らのこれまでの人生では、

学校の勉強とか「できて、当たり前」だったわけじゃない?


だから「できない」「わからない」ってのが

とっても不安な状態みたいなんよね。

(もちろん、それは誰にとっても不安だけど。)



でもね。ビジネスの世界では、

「できなくて、当たり前」なのよ。

「失敗して、当たり前」なわけ。


大切なのは「失敗から学習すること」であって、

最初っから上手くいくように、

ありとあらゆる情報を集めるってことじゃないのよ。


というのも、みんながやっている仕事は、

今まで誰もやったことがない仕事だらけなわけ。


だから、失敗して当たり前なのよ。



これは、子供が自転車乗れるようになるのと一緒。

「転ぶ」ことが怖いって思って、いろいろ自転車の情報あつめたり、

すでに乗れている人の話聞いたって、一定以上は意味ないでしょ?

ある程度、やり方教わったら、乗ってみないと。


乗って、転んで、そして学習するわけよ。

そのサイクルを何度もくり返して、最終自転車乗れるようになる。



ダイレクト・マーケティングやってたら分かるけど、

「これが売れる」と思った商品や訴求、広告などのほとんどは、外れるわけ。


なので唯一、正解への道は、

たくさん「外れ」を引きまくって、「当たり」を見つけること。


だからつまり

「失敗すること」「うまくできないこと」への耐性

ってのが、とっても大切なわけね。



実験室で白衣着て実験している人が

「うまくいかないこと」に恐怖なんか持ってないでしょ?

むしろ、うまくいかなくて当然で

うまくいったらラッキーぐらいの感覚で。。。


そこに変なプライドとか「恥」があると、

結局のところ、『学習スピード』を遅くするだけなんだよね。

本当に大切なことは、素早く学習することだからね。



これ、みんなも同じだよ。


素早く実験して、

素早く学習する、

そして答えを素早く見つける。


これがベーシックスに基づいた

仕事のやり方♪