2016.11.15 Tue

ダイレクト出版

人は同じ事を_回聞かないといけない

To: ダイレクト出版のみんなへ

From: 小川忠洋


各部門のマネージャーからのマネジメントレターを
全員に配信する事になって、とっても良かったなぁと思う。

マネージャー会議で決めた重要な決定など、
以前だったら、おれからのマネジメントレター1通だけでの告知になっていたのが
あちこちから、お知らせが来てるので、
とっても良いリマインダーになるなぁと思う今日この頃。

というのも、最近の研究で分かったことは、

『平均的な人はキチンと話を聞くようになるまで、
 同じ事を8回、聞かないといけない。』

つまり、情報や知識ってのは1回発信しただけでは、相手は何も受け取っておらず、
何度も何度も、形を変えて相手に聞かせることで、
ついに相手の頭が「聴く」ようになるということ。

余談:子育て中のママにはこの情報を教えてあげよう。
   子供が1回や2回言ったくらいで行動が変わらない理由がわかる。


子育てと言えば、マネージャーというのは
部下の育成を子育てのように考えるといい。

甘やかしてばかりいれば、子供に好かれるかもしれないが、
将来、いつまでも親のすねをかじる、どーしょーもない大人になる。
(親戚に一人はいるよね的な・・・。)

厳しく育てれば、まぁ大抵はいい大人になる。
ところが理不尽に厳しすぎると、反抗してぐれる。
才能を見いだしてあげれば、最高のパフォーマンスをだす。
逆に才能を潰すこともできる。

良いことをやったら褒めて、悪いことをやったら叱る。
これで社会のルールを教えなければいけない。
(子育てすると分かるが、これが、けっこう難しい...。
 褒めるタイプの親は褒めてばっかりいるし、叱るタイプの親は怒ってばっかりいる...。
 だいたいパパが上、ママが下ってパターンが多いんじゃないか。)


これって言葉にするのは簡単だが、
実践するのは、決して簡単じゃない。

何回も同じ事、聞かれたり、何回も同じ間違いされると
イラッと来るのが人間だからな...
でも、まぁ、それは要するに教える側の忍耐力がない
ってだけの話かもしれない...


まぁ、覚えて置こう。

『平均的な人はキチンと話を聞くようになるまで、
 同じ事を8回、聞かないといけない。』