2016.04.25 Mon

ダイレクト出版

カイロスタイムとクロノスタイム

To: ダイレクト出版のみんなへ

From: 小川忠洋


さて、今週は4月の最終週です。

年間のカレンダーを見てて思ったんですが、

なんと、もうすでに、1年の1/3が終わりつつあります。


ってか、ちょっとビックリですね。

ぼくだけでしょうか^^;

ちょっと前まで、2015年だったような気がするんですが、

あっという間に2016年の三分の一が終わってるとは、、


時間とは恐ろしいもんです。


ぼけっと過ごしても、集中した時間を過ごしても、

同じように流れていきます。昔、とても賢い人がいまして、

このボケっとした時間と、集中した時間は違う質のものだと考えて、

それぞれに名前をつけました。


カイロスタイムとクロノスタイム

と言います。

クロノスタイムというのは、まぁ我々が普段いう「時間」のことで、

時計の針の刻みのように一定に機械的に流れます。


一方で、カイロスタイムというのは、

人間が感じる内的な時間のことを指していて、

集中力が上がったり、充実感が上がったりすると、

その時間の感覚が変わるというものです。


どっちの時間を過ごしても、

僕らの人生は、同じように過ぎ去ってしまうわけですが、

おそらく振り返ると、大きな違いがあるんだと思います。


カイロスタイムというのは、

仕事だけに限らず、プライベートでも同じことです。

例えば、子供と一緒にいるのに、スマホでチャットワークをみてるとか

そういうことすると、仕事も子供との時間もどちらも中途半端になって、

気がついたら、何もしてないような時間になってしまうわけです、、、


そういうときは目の前のことに集中して、

例えば、スマホの電源を切って、子供との時間集中するほうが、

よっぽどカイロスタイムなわけです。


昔の人が全く経験してなくて、

僕らが毎日経験している大きな問題があります。


それは、刺激が多すぎることです。


断捨離のやましたさんは、クラターと言っていますが、

この問題は、ぼくらの私生活、仕事生活、

あるいはマーケティング面での最大の問題となっています。


つまり刺激が多すぎて邪魔が多すぎて、

目の前のことに集中することができなくなってるんです。

そのためなかなかカイロスタイムを過ごせないという問題があります。


僕らのような、知的ワーカーは、

「集中した時間」

が、どれだけあるかがとても重要です。


どれだけ長時間働いたか、というのはほとんど関係ありません。

短時間でも集中してる時間のほうが、圧倒的に価値が高いです。


僕自身も午前中の集中した時間と午後の集中が切れた時間では、

5倍~10倍の生産性の違いがあります。


多分皆同じだと思います。


なので大切なのはいかに集中した時間をとるかということです。

そのためとても重要なことは、しっかりと休息をとることです。


特に睡眠をしっかりとることです。


この辺は今月の出版部門から出た本に

書いてありますので是非読んでください。

忙しい社長の休む技術


長くなりましたが、

カイロスタイムで毎日過ごせるように

「意識した」日々を送りましょう。