2016.04.21 Thu

ダイレクト出版

お金について

To: ダイレクト出版のみんなへ

From: 小川忠洋


世の中には、2つのタイプの人がいます。

お金に囚われる人と、お金から自由な人です。


なんでこんな話をするかってぇと、ちょっとした余談ではあるんですが、

最近、求職者の面接をしてて思うところがあったからです。


ぶっちゃけた話、うちは、給与水準はかなり高い方だと思いますが、

それを求めてくる人は、たいてい不採用にしてます。


つまり、お金に執着が強い人は、採用しないようにしているわけです。


過去の経験から、お金に執着の強い人は、

だいたいトラブルの原因だったり、まぁ、仕事の上達が遅いんですね。


理由は簡単で、その人は「お金」が欲しいわけだから、

お金が手にはいる最短距離を探すわけです。

なので、目の前のことに一生懸命やるのは、非効率だから、

できるだけ手を抜いて、最低限の仕事で最大限の報酬を得ようとします。



一方、お金じゃなく「仕事そのもの」に意義を感じている人は、

仕事そのものが大切なわけですから、

小さなことも手を抜かず、一生懸命やるわけで、

それに対する「報酬」が少ないとか、あんまり思わないわけです。


結果的には、そういう人は、仕事がどんどん上達して、報酬も上がります。

一方で「お金」の最短距離を求めてる人は、

いつまでたっても仕事自体が上達しないので、

報酬の低い仕事しかできないままです...


「お金が欲しい」

「収入を上げたい」

と思う気持ちは、ごく自然で、否定しませんが、

その優先順位が一番だったら、ヤバいって話です。


そして、お金に囚われるのは、たいてい、貧乏な経験をした人であったり、

お金のない人だと思われがちですが、それも、そんなことありません。


お金をたくさん持っていても、

お金に囚われている人を、ぼくは、たくさん見てきました。


正直、みっともないと思いましたね。

付き合いたくもないし。尊敬もできない。


[http://www.theresponse.jp/blog/president/65304/]

ここにも書いたんですが、お金は何かを実現するための道具であって、

実現したいことが、ないのであれば、そんなに必要ないわけです。


お金に囚われる人は、少なくても、多くても囚われます。


だから、結局のところは、自分の心持ち一つだということです。


まぁ、そういう人は採ってないので、

みんなの場合は、あまり関係ないと思うんですがね。

なんとなく、最近、思ったことで、徒然なるままに書いてみました...


自分が死んだ時に、年収なんか聞かれないでしょう?

聞かれるのは何をやったか、どんな人だったか、

そういう事じゃないですかね。