2014.12.09 Tue

ダイレクト出版

あの頃には戻りたくない

To: ダイレクト出版のみんなへ

From: 小川忠洋



今日は一つシェアしたい話があります。

マーケ部門でインフォバーンという会社に頼んで

顧客のペルソナを作成するというプロジェクトがありました。


元々はインフォバーンにメディア化をするのを

手伝ってもらおうという事で始まったのですが、、

インフォバーンの井登さん曰く、


「誰に何を伝えるメディアなのか?を明確にしないといけない。

 そのためには、まずリサーチを徹底して、ペルソナを作る所から

 やったほうがいい」


との事だったので、まぁプロがそう言うんだから、、

と言うことで、リサーチから依頼しました。


リサーチは、アンケートを取って、

その中から8人ほどタイプの違う人を選び、

その人の職場、自宅に訪問して、2~4時間くらい

個別ヒアリングして、彼らが大切にしている

価値観を抽出するというものでした。


で、長い話を省略すると、

リサーチをしてヒアリングしていく中で

驚いた事があったそうです。。。


それは、

「不満を持ってる人が一人もいなかった」

事だと...


普通のヒアリングでは、8人もいれば一人や二人は、

その会社の文句や苦情を言うような人がいるそうで、、、

しかも、ウチの場合はこういう業種ですから、

まぁ、そういう不満な人がそこそこいるだろう...

と思っていたそうです。


ところが、蓋を開けてみると、、、

ほぼ、全員、ファンだったと、、、


もちろん、リサーチが目的なので、

ディープなファンばかりでなく、関わり始めのステージの人にも

ヒアリングしているわけです。


ところが、よくよくヒアリングしてみると、

めちゃめちゃウチから買い物していると、、、(^^ゞ



その中のOさんという人は、

夫婦でお弁当やさんを経営してるらしんですが、

当初は「わらにもすがる思いで本を買ってみた」

そうですが、


みるみるうちに仕事が上手くいくようになって、

ヒアリングの時に何て言ったかというと、、、


「あの頃には戻りたくない」


と言っていたそうです。そして

驚いた事に、奥さんが隣で、泣いていたそうです(マジで)


これが、知識や教育の力です。

個人的に思うのは、人生を変える本当に大きな力があるのは

「知識」や「教育」であって、ツールやそれ以外ではありません。

これがわれわれがマーケティングしている商品の力です。


大抵の人は最初は怪しいと思ったものの、

入ってみたら、どんどん好きになってファンになってくれる

という流れのようでした。このOさんも、今では

すっかりファンになってくれて、ビジネス系の商品だけでなく、

なぜかEQ英会話をやってみたり、フローマインドをやってみたり、

あちこちの商品を買ってくれていました。


曰く

「ダイレクトの勧めるものなら良いんだろう」

と言って何でも買ってくれているようです(^^ゞ




さて、あなたはコレを読んでどう思いましたか?

そのヒアリングの様子をビデオにも収録してあるので、

興味を持たれたら是非見てみてください。

最高の顧客理解研修になります(^^ゞ


しかし大切なのは、こういう本物の、

人生のある、人間としての顧客を見る事です。


顧客は、DB上に現れるデータではありません。

一人一人がこのような人生を背負っているわけです。


われわれが、Oさんに提供したのは、

新しい知識であって、それだけです。

Oさんは自分の力で人生を変えたし、

自分の力で実績を出しました。


しかし、われわれに非常に感謝してくれています。

そして、われわれを深く信頼してくれています。


その信頼を裏切るような事があってはいけません。

その信頼に応えるように、われわれは、

商品の質をもっともっと上げなければいけないし、

自分の仕事の質をもっともっと上げなければいけません。


そして、

「あの頃には戻りたくない」

と言うような大きな変化を遂げた

顧客をもっともっと増やさないといけません。


そんなこんなも、

あなたの目の前にある、

些細な仕事が第一歩です♪


1年の最後を気持ちよく終わるためにも、

今週も全力でがんばりましょう♪


ーおがわ