2014.02.27 Thu

ダイレクト出版

新しいこと=不快?

From:小川忠洋



リーダー向けに行ったフォローアップセッションの話。


ほとんどの人にとって(おれも含め)

この取り組みは初めての事なので、

本を読んだ時点では簡単そうに見えても、、


実際やってみると、

いろいろと分からない事がたくさん出てくるもの。


だから、現場のみんなは混乱しているかもしれない。

上司がちゃんと説明してくれないとか、

このやり方は本当に合ってるのか、とか

いろんな不満にも似た疑問が出てきてもおかしくない。


しかしこれはとても一般的なこと。


何か新しい取り組みをチームにインストールしようと思ったら

基本的には、最初からうまくいくことなんてあり得ない。

最初は肝心なところを間違ったり、

重要なステップを抜いてたり、、、

そのためなかなか成果が出なくてイライラしたり、、、


まぁ最初はこういう事がつきもの。


「新しい事」を始めるということは、

9割方の人にとって基本的に「不快」な事なのだ。

だって誰だって、いつもと同じ場所で、

いつもと同じパターンでいつもと同じ事をやる方が、

何も考えなくて心地いい。


ちなみに残り1割の人にとっては、新しいパターンを

 やることが楽しく感じる。アーリーアダプターとか言われる存在


なので、もしかしたら今みんなが感じている

「不快」な事は至極当然あるべきプロセスだといえる。


しかしなんでそんな不快な事をしなきゃならんのか?

と言えば、それをせずに、毎日心地よく過ごしていると、

ある日、突然、地獄に落ちることがあるからだ。


たとえば夫婦関係、男女関係でも、

お互いに不満を持っているとする。

その不満を面と向かって話あうのは「不快」な行為だ。

しかしそのプロセスが嫌だからといって避けていると

どうなるか?そのままずっと幸せに暮らせるか?


もちろん答えはノー。


いつかはそれは爆発する。んで、爆発したときには

もう手遅れ、、、なんて事になってるかもしれない。

(熟年離婚ってこうしておきるのかな)


なので目の前の小さな不快を

自分から乗り越えにいくという事は

仕事でもプライベートでも重要なことだ。


しかし、もし現時点で困ってる事があって、

自分一人では解決できないという問題があれば、

それは是非、チームや上司に相談してほしい。



特に上司は活用したほうがいい。