2012.02.07 Tue

経営

大人はけんかしない。ダイレクト出版にて。。

最近、思うこと。成熟した大人同士はケンカしない。


争いや、口論の仲裁に入ることがあるが、

そんな時、必ずといっていいほど、どちらか一方だけが正しい

なんて事はありえない。


もちろん、一方の言っている事の方が

分かる、筋がとおっているような気がする

って事はある。


が、しかし、成熟した人間同士なら

感情的な対立は起きない。


ケンカは子供同士がするもんで、

大人と子供。あるいは大人同士がするもんではない。


普通に話し合いでお互いの意見の違いを理解できる。


成熟していない人同士だと、必ず起きる。

なぜなら相手の意見を理解しようとしないから、、

相手の立場、相手から見える風景を見ようとしないから。

そして、自分の意見、自分の立場、自分から見える光景だけを

相手に押し付けようとする。もちろん相手は反発する。

それに対してこっちも反発する。これの繰り返し。


感情的な対立が起きたり、

ケンカのような事が起きた場合は、

誰かが気に入らんとか、ダメだと思っている時は、、

そいつもダメかもしれんが、

自分も人間的に成熟していないという証拠である。


自分が成熟した大人になれば、

相手の立場・意見を理解した上で、

何をすべきかが分かるはずである。


そこに怒りもイライラも発生しない。


徳川家康も言うように

怒りやイライラは敵である。

自分の心身を焼尽くす。


怒りやイライラが発生するのは、

自分の意見・見解・価値観を

相手に押し付けようとして、相手が

それを拒否しているからである。


だから、まず相手の

意見・見解・価値観の違いを理解すること。

7つの習慣にもあるように、

これが第一である。


- 小川忠洋