2016.09.06 Tue

ダイレクト出版

準備不足だからgo !

To: ダイレクト出版のみんなへ

From:小川(無茶振り王)忠洋

先日福田くんの書いたマネジメントレターを見てたら、
僕がよくむちゃぶりすると言う話が出ていました。

まあ確かに僕のプロフィールに
特技「無茶ぶり」と書いてるぐらいですから
無茶ぶりは大の得意です(笑)

でも、福田くんのメモにも書いてあったんですが
なんで無茶ぶりするかと言うと、
ぼくが「いい加減だから」ではありません。
まぁぶっちゃけちょっとそれもありますけども...

しかしなんで、無茶ぶりするかと言うと、
単純にそのほうが本人が劇的に成長するからです。

無茶ぶりってのは、
その人がまだできない仕事を、大きく任せてしまうようなことです。
ある大きさのサイズの仕事を丸投げしてしまうようなことですね。

ポイントは何かというと、
もちろんぼくはその人がその仕事を
・できない
・やったことがない
のをわかっています。

だから仕事を受けるほうとしてはどうしても、
「そんな仕事やったことありません」
「そんな仕事おそわっていません」
となって、無茶なことを、押し付けられたと思うかもしれません。

しかし人間が成長するのは、
自分がすでに、できるようになった仕事をやったときではありません。
できない仕事を、やったときに、人間は1番成長するのです。

だからよくマネージャーと話していると、
僕はそのマネージャーに早く部下に
もっと無理な仕事、できない仕事、大きな範囲を任せなさい
というのですが、、

マネージャの人からは
「彼にはまだ早いと思います」
というふうに言われます。

僕の考えは逆で、
「早いからこそ、任せたほうがいいと」
というふうに考えます。

なぜならその人がその仕事に対して
準備完了の状態になってしまったら、もう遅いのです。

準備完了で自分が完全に理解している仕事しかしなかったら
はっきりいって、成長カーブは鈍いものとなってしまいます。

皆さんの中には、将来自分で起業して会社を経営する人が出てくると思います。

もし自分が会社を経営する立場なったらどうでしょうか?
やったことのない仕事をやらなければ、事業としては差別化ができません。
つまりたいした価値のない会社にしかならないということです。

価値ある会社、すばらしいエクセレントな事業を作るためには
誰もやったことのないことを、やらなければいけないわけです。

例えばうちの事業なんか全部そうですけども、
前例がないものばかりです。
もちろん海外を見れば前例やヒントがあったりするのですが、、、

で考えてみてほしいんですが、
昔からいる人も思い出してみてほしいんですが、

僕らが出版事業やろうと言うときに、
書籍の出版が必要だと言うふうに考えた時に、

本の出し方を、知っていたと思いますか?

もちろん全く知りません(笑)

ISBNってなんだ?
ってところから始まります。

ISBNはどこにいけばもらえるんだろう?
本ってどうやって印刷ればいいんだろう?
表紙ってどうやって作ればいいんだろう?

たかだか本1冊作るのも謎だらけなわけです。

それなので、ダイレクト出版で一番初めに出版した本は
非常に質の低いものでした。
外注で使って本を作ったんですけどね。

で、僕もまったくその業界のことも知らないし、作り方も知らないと。
しかし本屋に並んでるほんと比べると、
ぼくは最初に作った本は、ハッキリ言って素人臭い、、、
いったいこの違いは何だと思うわけです?

最終的に僕が考えたのは、
ある人にアウトソーシングできないか?
ということを考えたわけです。

その人は、出版業界にず~~っといて
本の作り方において独自のメソッドを生み出したぐらいの
やり手の編集長として有名でした。

昔、その人に僕の本を作ってもらったので
僕は関わりがありました。

そこで、まさかの、その人に頼みに行ったわけです。

これがどれほど非常識かと思うと、
これからコーヒー屋さんを隣ではじめるんだけど
コーヒーの作り方がわからないので、
コーヒーを作ってもらえませんかね?
と、隣のスタバに頼みに行くようなものです(笑)

自分ではありえないだと思ったんですが、
ありえないことに、その方はオッケーしてくれました。

まさか色んなゴチャゴチャがあり、最終的に今では、毎月本を出版して、
ダイレクトの本は品質が高いと、言われるくらいになっています。

つまりこれはどういうことかというと、
会社として、成長したわけです。

品質の高い本をどんどん出版する
という能力を身に付けたわけです。

これは個人の成長と非常に似てると思いませんか?

もしこれがあのときに、
本の出版なんてやったことないからわからないしできないな、
と思っていたら、おそらく今でも本の出版ができていないでしょう。

そしてダイレクトのビジネスは
根本的に違うビジネスモデルになっていたかもしれません。
昔のままビジネスモデルだったかもしれません。

ちなみに最近、新卒採用に力を入れていますが、
これもちょっと前まではやったことのないことです。
実際僕自身、就職活動を経験していないので
ぶっちゃけまるで分かりません。

だから、上手くいくかどうかは、
正直やってみないとわかりませんでした。
しかし最初の一件目が入った時、
このやり方でうまくいくかもしれないと仮説が検証されたとき、
脳からドーパミンがあふれ出します(笑)

そしてそれから精度を上げていって、
また、新しい能力、つまり優秀な学生を採用するという能力を
身につけることができたわけです。

お世辞ではないんですが、うちの働いてる皆さんは、
世の中的に見ればかなり優秀な方です。

なので、このように考えてほしいんですが、
世の中で、誰かができていることは、
皆さんにできないことはほとんどありません!

たとえば本の出版のように、
世の中に本があるんだから、誰かがいい本を作っているわけだから、
自分にできないはずはない、と考えるわけです。

僕やその他の上司から、
やったことのない仕事をむちゃぶりされたとしても
それはこの会社で他の誰かが、できていることばかりです。

だからその人たちに聞けば絶対にできるようになります。

ちょっと前も、あるメンバーに無理な仕事を任せた上で、
「〇〇さんなら100パーセント絶対にできるから大丈夫!」
と言いました。

その人は「できるわけねーダロ」と思っていたみたいですが、
結果的には、僕の期待以上の成果をだしてくれました。

ぜひドヤ顔でこう言ってやりたいです。
「な。言ったやろ」

特に学歴の高い人に多いんじゃないかと思うんですが
「失敗」や「自分ができない」という状態を
極端に嫌がる傾向があるようです。

いやいや、世の中そんなに甘いもんじゃありません。
できないことだらけだ当然です失敗だらけで当然です。

頭をいれかえてほしいんですが、
人間は、成功よりも失敗からのほうが多くを学び成長します。
できないことは、あなたが身につけるべき能力なわけで
それよって成長するわけです。

ここは銀行ではありません。

たくさん失敗して、たくさんできないことにぶつかって
周りに迷惑かけて、それで成長していってもらう環境です。

失敗していないなら、できない仕事でテンぱってないなら
それはあなたが、成長していないチャレンジしていない証拠じゃないでしょうか?

できない自分、失敗する自分を楽しんでください♪