2015.11.02 Mon

ダイレクト出版

たくさん失敗しましょう

To: ダイレクト出版のみんなへ

From: 小川忠洋



先週、あるメンバーと話していて思ったことがあります。

彼女は、自分の担当する仕事が、まだよくわかってないから、

このままやったら、会社or部門に損失を出してしまうんじゃないか。


と言うことを心配していました。


答え:心配無用です(笑)


まず、これから仕事を習得しようという人に

失敗したら危機的な状況になる...というような仕事を

任せることはありません。ご安心を。


もし、そうだとしたら、それは上司である

マネージャーの過失であって、あなたの過失ではありません。


たいてい、失敗しても大丈夫な範囲で

仕事をしてもらって習得してもらいスキルを伸ばす

と言う形になっています。


大切なのは「失敗」を早く経験することです。


誰かが言ってましたが、

成長するためにに、必要なのは、


Focus, Fail Fast


だと。つまり、フォーカスして、

その分野で早く失敗すること、たくさん失敗すること

こそが学習への最短距離だと...


これは脳の学習プロセスとマッチしています。

例えば、スキーを学ぶときに、

ボーゲンに絞り(Focus)

たくさん転ぶ(Fail Fast)

すれば、ボーゲンを早くマスターできるでしょう。


ところが、ボーゲンも練習し、

他の滑り方も練習し、果てはスノボも練習し、

とやっていたら、いつまでたっても

ボーゲンができないままです。


そして、うちの事業のやり方は、

すべて「テストマーケティング」と考えます。

なので、「失敗」というものはありません。

「実験結果」があるだけです。


「失敗」とは主に主観的な思い込みで、

どこからどこまでが失敗で、どこからどこが成功

というユニバーサルな基準などありません。

本人が失敗だと思うから失敗で、

成功だと思うから成功なだけです。


事業やあなたの成長において大切なのは、

「実験結果」をたくさん集めることです。

そして、改善を繰り返すことです。


実験結果は、ハードな事実です。


それがたくさんあったほうが、

「事実を基に判断」できて、

より良い決定ができますよね?


「実験結果」が、少ないと、

ほとんど勘でエイや!とやるしかありません。

長い目で見て、どちらが正しいのかは

言うまでもありませんよね。


なので、「実験結果」の獲得を

恐れる必要はありません。たとえそれが、

自分の期待したものと違ったとしても、

それはあなたの役に立ちます。


そして、そのような実験をたくさんできるように、

会社としては、できるだけ余裕資金を持つようにしています。


なので、どーぞご自由に

失敗して、実験してください♪