2014.03.25 Tue

ダイレクト出版

10年後 No,2

From:小川忠洋



"個人のキャリアを経営してるのは自分自身"


だからこそ、自分自身で将来のキャリアのことなど、

考える必要があるという話をしてきましたが、


どんな仕事も陳腐化していきます。


例えばダイレクトの強みである

セールスコピー。

これだって陳腐化していくかもしれません。

PPCやSNSの広告出稿技術。

これだって陳腐化していくかもしれません。


これらのジャンルはまだその専門スキル自身が

成長期なのでそんな事は感じないかもしれません。

しかし、いずれ必ず起きます。


そして、WEBデザインでは起きています。

PG,SEでも起きてると思います。


***


そんな中、今と同じ仕事を

10年後もしているなら、確実にキャリアはダメになります。

もっと直接的な言葉で言えば、給料があがりません。


なぜなら、その仕事自体が安くなってるということは、

他の人に頼めば半額とかくらいでできてしまう、、、

という事だからです。会社の中にいるので、

そんなに直接的には来ないかもしれませんが、

全く影響ないなんて事はありえないわけです。


そうすると、大切なのは、

他人に頼んだら、クオリティがめちゃ落ちる(デザイン力)

であるとか

他人にはそもそもできない(独自の価値)

という状態にならなければ、

個人の市場価値が上がるということはないわけです。


さきほどのぼくの友人の会社に関しては

圧倒的なデザイン力があるので他社に頼めばクオリティが激落ちします。

さらには、ECサイトのセールス、マーケティングなどを熟知してるので

他社にはそもそもできないという独自の価値があります。

両方あるからめちゃ強いと。。。


ぶっちゃけた話。

10年後に給料が上がらないのは辛いです。

10年後には結婚して家族を養ってるかもしれません。

子供ができて学校にいってるかもしれません。

あるいは子供が成長して大学にはいってる

なんて事があるかもしれません。

家を買いたいと思うかもしれません。


いずれにせよ、今より生活水準が上がり、

カネがかかるのは間違いないわけです。


だから、自分の力で、自分の収入を上げなければいけません。

そのためには、独自の価値創出ができる「知識・スキル」を

身につけるしかないと思います。


***


この話を聞いて、

ムカついたり落胆したりするかもしれません。

しかし大切なのは現状把握して、

それから対策を練ることです。


心配しなくても世の中の大半の人は

無策なので、ちょっと考えてがんばれば、

全然、世界が変わります。



今回はデザイナーを例にとって話しましたが、

これは働いている人、全員に言える事です。

独自の価値創出ができる人は、どんな環境でも強く、

将来、安泰です。


10年後にはどうなっていたいのか?


ぼくの立場からは10年後にも

会社が存続して給料が上がってると断言、保証する事はできません。

(それは誰もできるものではないでしょう)

しかし、10年後にみんなが自立、あるいは独立できるくらい

専門知識、スキルなどを身につけられるように

成長のサポートすることはできます。



10年後はどうしたいのか?

10年後あなたはどんな仕事ができるのか?

10年後、、、


考えてみてはどうでしょうか。