2014.02.17 Mon

ダイレクト出版

業績の良いときほど、、、

From:小川忠洋

業績の良いときほど、、、


さて、業績のいい時ほど安心していてはいけません。

業績の良いときほど、いつもはできないような

部門の改善、改革する絶好のチャンスです。


※業績の悪い時は基本的に何もできませんからね。。。


各部門でWigの運用はどうでしょうか?


来週、ロイスが大阪に来るので、

マネージャの数人には面談してもらおうと思っています。


が、、、現状、まだまだ

Wigがきっちり運用できてないと思います。

詳しくはヒアリングしてみないと分からないですが、

見てる限りはそう感じます。。。


なぜそう感じるのかというと

理由は簡単で、スコアが見えないからです。


スコアボードが見えなければ、意味がありません。


投資部門はスコアボードを常に意識できるように

部門のチャットのここにその情報を入れてるのを紹介しました。


これは、めちゃめちゃ賢い方法だと思いました。

しかし何が素晴らしいなと思ったかというと、

「ここにあった」という事だけではなく、

「ここに置こう」という意識になった事が素晴らしいわけです。


つまりそれくらい"意識"しているわけです。


自己啓発部門でも、

毎日アップしたデータをチャットで共有しています。


これらの「日次のスコア共有」の行為が

なされているところとなされていない所では、

ずいぶん違うと思います。


スコアの共有、スコアボードとは

要するに「経営指標の見える化」をすると言うことで

部門の"経営能力"が求められるところです。


だからこそ、いい経営指標(どの数値を追いかけるか?)

を決定するには、高い経営能力が必要になるわけで、

最初からいい経営指標を決められる人はいません。


最初は間違って、修正して、アドバイスを受けて、

ぐるぐる回り回って、経験値を積んで、

いい指標を見抜けるようになるわけです。


つまり、これをやることは、

経営能力を鍛えるという効果もあります。

何が成果を生む「てこ」になるのか?

何は放っておいてもいいのか?

このような事を真剣に考えて仮説を立てて実行する

これはマネジメントそのものです。


なので真剣にやれば、マネジメントとしての

能力は上がるでしょう。。。


それから「見える化」について。


現状ほとんどの部門でスコアが

エクセルやDriveなどのデジタル情報で

共有されています。


が、前から言っているとおり、

デジタル情報で共有するよりも、

ホワイトボードなどを使って物理的に

共有する方が圧倒的なインパクトがあります。


想像してみてほしいんですが、

もし、道路の信号が例えばiPhoneとかに

車のカーナビとかにデジタル配信されるような

仕組みにしたらどうなるでしょうか?


きっと事故多発するんじゃないでしょうか?


意味わかりますよね?


どれだけ素晴らしく情報を整理しても、

デジタルで情報共有と物理的に情報共有では、

それに向けられる注意力には"月とすっぽん"というやつです。。。


月とすっぽん


とうのは形は同じようでも

まるで違うという事が語源です。


情報も同じような情報でも

「月」のものと「すっぽん」のものが

あるという事です


今週、何人かにヒアリングに行きますので

よろしくおねがいします。