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ビジネスが失敗する時

From:小川忠洋
大阪のオフィスより、、

人間誰しも、損はしたくないもの。
約2か月前の事、東京の事務所である
システム開発の会社と打ち合わせをしていた。

そこで、僕はある決断を迫られる事になった。
それは次のうちどちらかを選択すると言う事。

1)現在、開発しているプロジェクトが恐らく
上手く行かないだろうけど、もう少しなので
作ってリリースしてしまう。

2)すでに投資したお金の事は忘れて、
今スグその開発プロジェクトを中止する事。

つまるところ、続けるか途中で止めるかと言う判断。
何故、こんな事になったかというと、このシステム開発は
あるプロジェクトをモデルにしてスタートしたんだけど、
そのモデルとなったプロジェクト自体が失敗に
終わりそうだ、と言う事が開発期間中に分かったからだ。

実際、その打ち合わせしているときは、
主な機能はほぼ完成していて、後は、サイトの
デザインを入れてリリースするだけだった。

ここで中止してしまっては、今までにかけた
時間やお金、エネルギーが100%水の泡に
なってしまう。だからいっその事、失敗するだろう
との予測があったとしても続ける方が楽だった。

しかし、もしこのプロジェクトが上手く行かない
ものだとしたら、これから1年にかけて膨大な時間や
労力、お金がかかる事になる。そのコストと言えば、
初期の開発にかけたコストの何倍にもなる事は
間違いない。

「途中で申し訳ないんですが、中止にしてください」
という話を開発会社の社長にした時、その社長は
怒るかなーと思ったら、意外にも

「感動しました」
という反応がかえってきた。

既にお金をかけてしまったにも関わらず、
途中で中止にした事がすばらしい判断だと言うのだ。

確かに既にお金をかけてしまっている場合、
「もうこんなに投資しちゃったし、後には引けない」
と思うこともある。

ビジネスは常に成功と失敗の繰り返しだ。
失敗をせずに成功だけ欲しいという都合のいい
話は通らない。誰もが失敗する。

そんな中、波に乗るように成長するには、
失敗を最小限にとどめて、成功したものを
最大限に引き伸ばす事だ。

(これは株の投資などでも同じ事。
投資の世界では、損切りという言葉もある)

ビジネスを運営する起業家にも、
この”損切り”という考え方がとても大切。

「失敗したな」と思ったら、
ぐずぐずしてないで、スグに
その失敗=損を確定する事。

負けを認めて、
失敗を受け入れて、
スグに再スタートする事。

自分のプロジェクトに恋してしまって
その事にこだわりすぎて、なかなか、
損(=失敗)が確定できないのは
良くある間違いだ。

プロジェクトが成功するか失敗するか
それを決めるのは究極の所、あなた自身では
なく、あなたのお客が決める事だ。

お客が受け入れないプロジェクトに
エネルギーを注ぐよりも、お客が既に
受け入れてるプロジェクトにあなたの
エネルギーを注ぐ方が遥かに効果的。

誰だって失敗はしたくない。
誰だって損はしたくない。

しかしその恐怖を乗り越えて
失敗を日常生活の一部として
受け入れれた時こそ、成功の光が見える。

ー小川忠洋

PS
恐怖を乗り越えて成功したいなら、
成功を研究しているこの人の意見を聞いておいた方がいい。

http://www.jamesskinner.jp/index.php

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